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ここはカリブ海に浮かぶセント・マーティン島。

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おおっとそこに来た豪華客船は何だっ?

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おおおっ。ディズニークルーズ!!

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夢にまで見たカリブ海クルーズ船がやっと目の前にあります。
ここまでくるのに苦節ウン十年。

正月は、カリブ海でのディズニークールズに出かける計画でした。
それが実はトラブルにつぐトラブルの連続だったのです。

まず、最初のトラブルはニューヨークのJFK空港―。

今思えばデルタ航空を選んだのが何かの間違いでした。

普段はユナイテッドエアラインを使うんですが
デルタが安かったので家族のチケットを買ったのでした。

ニューヨークからフロリダ州のオーランドまで飛行機で3時間ほど。

そこからクルーズ船に乗ってセント・マーティン島に行った後
セント・トーマス島に寄って、
最後にディズニーの持っているプライベートアイランドに行って
オーランドに帰り、ニューヨークまで飛行機で帰る予定でした。

それがそれがそれが。
こんなことになるなんてっ。

早朝にJFK空港に着くと、
荷物のチェックインカウンターが長蛇の列。

にもかかわらず、チェックインカウンターで
働いている人が2人しかおらず
とても乗客をさばききれていないのです。

みるみるうちに搭乗時間が迫り
チェックインカウンターについた頃には
“もう遅すぎてチェックインできません”って言われました。

はぁ、それはあんたらがエッチラオッチラ、
ダラダラだらだらしゃべりくって
乗客をさばききれなかっただけやん。

こっちはクルーズに行くから乗り遅れるわけにいかんのだ。
まだ時間があるではないか、チェックインさせてよ。

“ダメ”

え???ウソ。そんなばかな。

“もうフロリダに行く飛行機はないよ”

“はぁ、何言ってんだ、こっちは家族でフロリダに行かんと行かんのだっ!”

にもかかわらず、“It's too late”の一点張り。

後ろの人も同じ便に乗るつもりだったようで
乗り遅れたら結婚式に間に合わないって言ってました。

ラチが明かないので他の航空会社でフロリダ行きがないか探すことにっ。
しかし、雪降るJFK空港。

横のターミナルに行くだけでも歩いていけるような距離ではありません。

ユナイッテッド、アメリカン、ジェットブルーと
回ってみましたが、オーランドでの集合時間に間に合う飛行機はありません。

そんな、そんな。

ディズニークルーズに電話をかけると
船はオーランドから予定通り出港し、
セント・マーティンまで2日かけて行くとのこと
セント・マーティンまで自力で来ることができれば
なんとかクルーズに追いつけるのでがんばってと言われました。

クルーズを追いかける?

デルタのカウンターにまたまた並ぶと

“おい、とにかくセント・マーティンまで行く飛行機はないか!”

と聞きました。
とりあえずクレームは後にして飛行機だけ押さえないと追いつけないっ。

“セント?どこなのそれっ?あなたのチケットはオーランド行きよ。”
“知っとる。だけどいろいろ事情があって行き先を変えたいんじゃ。”
“何?どういうことよ。オーランドでしょ。”
“セント・マーティンじゃっ。カリブの島じゃっ”
“そこの空港の名前は?セント・マーティンなんて調べても出てこないわよ。”
“おのれ、航空会社勤務やろ、なんで知らんのじゃっ。
 ていうか、おのれドメスティックで検索してるやろっ。セント・マーティンは国際便やぞ”
“どこの国よ?バハマ?”
“ちゃう。島の半分がフランス領で、もう半分がオランダ領・・・”

という不毛の会話をした後
結局このカウンターではどうしようもないこと
に気づくのに小一時間かかりました。

“あんたのわけわからない話につきあってられないの。
他のお客さん待ってるの。ここに電話して”

と、やばいクレーマー扱いにされ
フリーダイヤルの番号を渡されました。

いやいやいやっ。

・・・とにかくオーランドまで行ってそこからセント・マーティンまで行こう。
オーランドからだとセント・マーティンに行く便もあるだろう。

妻と合意し、フリーダイヤルに電話すると感じのいい人が
こっちのトラブルも知らず明るいトーンで話しかけてくれました。

とりあえず、なんとかしてフロリダまで行く方法がないか、
そしてセント・マーティンに行けるのかどうか。

電話の向こうでは任せなさいと
オーランド行きの夕方の便を取ってくれました。

っていうか、オーランド行きあるやん!
さっきカウンターでないって言ってたやん!

セント・マーティン行きの飛行機も何とか押さえました。
オーランドからアトランタ経由で行く便なので
丸一日ぐらいかかってしまいます。
かなりの出費でしたが背に腹は代えられません。

オーランドでのホテルと
セント・マーティンでのホテルも急遽手配しました。

ちきしょう、デルタめ。後でクレームしてやる。
ああ訴訟してやりたい。こちとら弁護士の知り合いはいっぱいいるんだ。
このやろう、絶対ブログに書いてやる。おれのブログの威力をなめるなっ。
と呪いの言葉を吐きながらハンバーガーを頬張ります。

くそう、くそう。

で、なんとかその日の夕方の便でオーランドに行き
ホテルに泊まってディズニーワールドに行った後、
セント・マーティン行きの飛行機に飛び乗りました。

するとどうでしょう。

僕のスーツケースは出てきたのですが
うちの奥さんのスーツケースが出てきません。

嫌な予感がします。

飛行機に乗るときは荷物が遅れたり
紛失されたりすることもあり得ることは知っていましたが
よりによってこのタイミングは酷すぎます。

奥さんのスーツケースには
着替えに化粧品、子供達の服なんかが入っていました。
クルーズ用のフォーマルドレスでこの旅行の為に買ったものも
入っていました。

それが出てこないってどういうことっ。

必死の思いで荷物のカウンターにいる人に
荷物のタグを見せてどうなってるんじゃとクレームすることに。

散々並んだ挙句
“荷物はアトランタにある。”

はぁぁ、お前自分が何言っているのかわかっているのか?

冷静を装い、
“って、本当に確かなんだろうな”
と念押しすると逆ギレされ

“おれがあるって言ったらあるんだ、
わからなければわからんと言うっ”と怒鳴られました。

えっ、なんでそっちが怒るの?

“とにかく、明日だ。ディズニー・クルーズのほうに
エージェントから連絡が行くから待っておけ”

えええっ。なんでそんなに威圧的なの。
エージェントって誰だよ。

ところがところがところが、
待てど暮らせど、荷物は一向に来ず。

ディズニークルーズではジョナサンという係りの人が
一日中、荷物のことをケアして空港やら航空会社やら
いろんな人に電話してくれましたが結局来ないで
クルーズはセント・トーマスという次の島に行ってしまいます。

ジョナサンが航空会社に確認したところ
なんと、アトランタからセント・トーマスという
次の島に荷物を飛行機で送っていく際に
どこかを経由し、そこでまた失くしちゃったとのこと。

はぁ、普通2回なくすか?
どういう神経じゃ。

しかも1回なくしたものを届けるのにそこでまた失くすって。
ありえない。

最後の島はディズニーの持ち物の島なので
ここに送付する手段がない。

ということで結局荷物を受け取ったのは
クルーズが終わった最終日オーランドにてでした。

荷物を受け取ってもデルタの人が
“I'm sorry.でも、私が悪いわけじゃないから。受け取れただけよかったわねっ”
なんて言うのです。

I'm sorry.というのも開き直った感じというか
機械的というか、とにかく全く誠意がない。

私が悪いわけじゃないって社員がそんなんやからあかんねん。

delta really sucks.comという苦情のサイトを見つけました。

もうデルタにはのりません。そりゃ破産手続するわ。

ディズニークルーズでのメインイベントの
フォーマルディナーのときはジョナサンが気を利かせてくれて
タキシードとイブニングドレスを無料でアレンジしてくれましたが、
奥さんはすっぴん状態。

クルーズではミッキーの絵が書かれた子供用の
下着しか売ってなかったのでそれしか着ることができません。

奥さんはちっとも楽しめません。

楽しいはずの旅行がありえない事態にストレスが溜まって
毎日のように夫婦喧嘩です。

夫婦の仲か悪いわけではないのですが
あまりのことに疲れ果て余裕がなくなって喧嘩につぐ喧嘩です。

でも、セント・マーティン行きの飛行機の中で
妻が子供に言った言葉に胸を打たれました。

“今ね、ディズニーのお船を飛行機で追いかけてるんだよ、こんな経験できないよ。おもしろいねっ!”

妻と結婚してよかったなと思いました。
そうやって子供に語りかけている姿に感動しました。泣けてきました。

明日のブログの記事から、もう少し旅の様子を書こうと思います。

最悪の事態が起きた旅行でしたが
ジョナサンをはじめ同じくらい人の優しさにも出会えた旅行でした。

困難に打ちひしがれているときほど
普通のことがいかにありがたいかがわかりますね。



クルーズとは何か。探し続ける駐在員にあたたかい応援をっ。



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