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週末、プリマスに行きましたっ。
メイフラワー号を見るためですっ。

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プリマスはニューヨークから車で5時間。

1620年にイギリスから来た
ピルグリムファーザーズたちがはじめて入植した地域です。

この狭いメイフラワー号に102名もの船客がいたそうです。
そのうち、およそ3分の1がイギリス国教会の迫害を受けたピューリタン(清教徒)たち。

かれらは祖国イギリスを捨て
新天地アメリカを目指したのでした。

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船内では当時の衣装を着た方が案内してくれます。

狭くて暗い船内。

イギリスとアメリカの間は今なら飛行機で数時間でしょうけど
当時はこの船で66日間かかったそうです。

102名の乗客のうち、妊娠中の女性もいて、
船の中で子どもを生んだそうです。
なんだか壮絶ですねっ。

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ここは船の中のかまど。

これだけの施設で乗客102名を
毎日食べさせるのは大変ですねっ。

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当時の聖書。

ピューリタンたちは、
キリスト教の信者たるものみんな聖書を読めるべきということで
庶民層でありながらみんな聖書を持参していたそうです。

今の感覚から言えばたいしたことではないように思いますが
1620年といえば江戸時代の初期です。

庶民が新しい仏教の信仰を求めて
印刷されたお経を持ってオーストラリアに行くようなものです。

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これが有名なメイフラワー誓約。

“神の御前において、この書類によって
厳粛にお互いどうし相互に契約を交わし、
・・・正しく公平な法、命令、規則、憲法や役職を作り、
・・・われわれの名を以下に記す。1620年。”

ピューリタンらしい信仰に根ざした民主主義。
これがそのままアメリカ建国の基礎になっている気がします。

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プリマス沖に臨む神殿のような建物の中にそれはあります。

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ただの岩というなかれっ。

メイフラワー号から上陸した際、
最初に踏んだとされる岩です。
1620年と書いてありますねっ。

Wikiで見ましたが
アメリカ合衆国最大の「がっかり名所」ともいうらしいです。

確かに寒い中、車を降りてまで写真を撮りにいきましたが
そこまでする必要はなかったのでは?
という思いが脳裏によぎったのも否めません。

しかし、白人にとって新天地を象徴する岩は、
ネイティブ・アメリカン(アメリカン・インディアン)たちにとっては
侵略の象徴ですね。

実際、インディアン活動家たちが
このプリマス・ロックを土砂で埋めるという事件も起きています。

信仰に基づく新天地なのか
異民族の来襲なのか。

立場が違えば、見え方が異なります。

プリマスの地はアメリカの心の故郷であると同時に
歴史の暗部の目撃者でもあります。

プリマスから西へ西へと向かったフロンティアは
カリフォルニアを越え、ハワイを越え、日本を越え、
朝鮮半島を越え、ベトナムを越え、イラクを越え、アフガニスタンを越えました。

プリマスに到着したピルグリムファーザーたちは
400年先の未来をどのように想像していたのでしょう。

超覇権国家になっていると予想したでしょうか。
信仰の自由を確保できると想像していたでしょうか。

これから400年先に何が待っているのでしょう。
日本の未来はどうなっているのか。

新天地となっているでしょうか。



新天地とは何か。探し続ける駐在員にあたたかい応援をっ。



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