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2009.04.15 自由の値段
ワシントンDCは花が多いですね。

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自宅を出たときにはニュージャージ州で
雪が降っていたぐらいなのに
こちらはもうすっかり春という感じです。

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歩きつかれたのでガーデンを見ながらしばし休憩です。

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ガーデンを後にしてトイレ休憩を兼ねて
スミソニアン歴史博物館に行って来ました。

これだけの規模の博物館が
無料だなんてなんて太っ腹なんでしょう

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“自由の値段”(“The price of freedom”)
という展示コーナーに来ました。

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ここは独立戦争や南北戦争から、
第1次、第2次世界大戦、
朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、
9.11事件、イラク戦争、アフガニスタン紛争など
およそアメリカがかかわってきた戦争すべてについて
いろいろな資料が展示されています。

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東条英機、ヒトラー、ムッソリーニと
かつて枢軸国と呼ばれた国の元リーダーの顔が
大きく映し出されています。

ちなみに、
ブッシュ大統領に一般教書演説のなかで
“悪の枢軸”と呼ばれたのは
北朝鮮、イラク、イランでしたね。

そのうちイラクとの戦争の遺品は
この博物館の歴史の中に刻まれました。

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これはベトナム戦争で実際に使われた
ヘリコプターだそうです。

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負傷した米兵を運ぶ様子が再現されています。

“あっセッちゃんのお兄ちゃんの服着てる”
とうちの娘が言います。

セッちゃんとは映画“火垂るの墓”に
出てくる4歳の女の子。

そのセッちゃんのお兄ちゃんが
軍服みたいなものを着ているから思い出したんですね。

んん、なんていったらいいのか。

しかし、戦争のことを幼い子供が理解できるように
説明することなんてできるんでしょうか。

大人だって、戦争のことが理解できないのに。

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これはアメリカのものではありませんが
実際のベルリンの壁の一部です。

東西冷戦もまた“自由の値段”なのでしょうか。

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ワシントン旅行の最後にアーリントン墓地に行ってきました。
隣のバージニア州にあるアーリントン国立墓地は
アメリカ合衆国の国立墓地であり戦没者の慰霊施設です。

アメリカがかかわった戦争での
無数の戦没者がここに眠っています。

自由を得るというアメリカ的正義のために
アメリカが支払った代償は計り知れません。

アーリントンは戦没者を慰霊するという点で
日本の靖国神社に近い場所ですが
ここには政治的な活動をされている方は見当たりません。

靖国神社だと首相が参拝するのかどうかで
いつも問題になるのに、
ここアーリントンにはそういった
喧しい政治色はなく、ただただ静かです。

スミソニアンの“自由の値段”にしても
戦争の遺品を集めた資料館という点で
靖国神社内の遊就館とかわらない
ように思いますが、静けさが違います。

もっともA級戦犯の合祀や
靖国の戦争感などいろいろな評価はあるので
ここで右や左の議論は避けますが、
一つ言うとしたら
これが戦勝国と敗戦国の違いなのかなと思います。

この墓地には
硫黄島にアメリカ国旗を立てたときの様子を
像にした記念モニュメントがありますが、
なんとなく気乗りがしないのでそこには行きませんでした。

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ダラスで凶弾に倒れた ジョン・F・ケネディの墓もあります。

大統領はアメリカ軍の最高司令官ですから
ここに眠る権利があるということでしょう。

今でもその人気はすごいようで
このときも献花が供えられていました。

花はきれいです。

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人間の生死ははかなく、
桜のようと言われますけれど、

桜の花は毎年咲きます。

未来永劫、太陽がある限り
花は咲くのもの。

そして人間のはかない営みを見守っているでしょう。

花見といいますが、花に見守られているのは
実は人間の方なのかもしれません。



花とは何か。探し続ける駐在員にあたたかい応援をっ。



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